14500395_1126236690801011_79594507186071

岩川光は並外れた創造性を具えた音楽家だ。最も先駆的なケーナ奏者であり、彼の世代においては非常に才能のある作曲家でもある。

1988年4月8日生、青森県弘前市出身。ケーナ奏者、作曲家、マルチ楽器奏者。9歳よりケーナを始め、12歳より演奏活動に入る。同時期にモダン及びバロックのリコーダーを修め、10代には作曲や指揮法も学ぶ。こうした知見と技術を活かし、前人未到と評される独自のケーナ奏法を開拓、これまでの概念を覆す演奏を展開。

2008年から現地の音楽調査や演奏活動のためにボリビア、エクアドル、チリ、メキシコ、コロンビアなどのラテンアメリカ各国への旅を始め、2013年からブエノスアイレスに拠点を置く。

南米・ヨーロッパを中心に音楽祭出演やツアー公演、ディノ・サルーシ、故ハイメ・トーレス、ホルヘ・クンボ、キケ・シネシら世界的巨匠との共演、バロック・アンサンブル「カペラ・メディテラネア」のソリストとして参加したラジオ・フランスでの公演などを通じ、幅広い分野で国際的に高い評価を得る。

主宰レーベル(Luces de MarugadaとOTONOMADO)を通じて録音作品を数多く発表。その内容は非常にバラエティに富み、国内外の専門誌で年間ベストに選出されるなど好評を博す。

常に世界規模で複数のプロジェクトを展開。近年はテレビや舞台の音楽録音を通じ、日本のお茶の間でもその音を耳にする機会が増えている。

現代の作曲家との協働、古代楽器の演奏復元、製作家として新モデルの開発など、その活動は多岐にわたる。また南米を中心にマスタークラスの開講も多い。

2020年、新型コロナ・ウイルス・パンデミックにおいても意欲的な制作を続け、『Baroquena』、『Homenajes』の2枚の録音作品を立て続けに発表。さらにケーナ工房『CACHI』をオープンさせた。

2022年1月には、クラシック演奏家の登竜門として名高い東京オペラシティ主催の名物企画『B→C』に、ケーナとしては史上初の出演が決まっている。

ディスコグラフィ